
大原の自社農園の野菜をつかったお漬物
紫蘇かぶら 今がおすすめ。かぶが柔らかく甘みもある。
みぶな しょうが風味をきかせた京野菜の浅漬け。ごはんにぴったり。
すぐき菜は残念ながら終わりました。
紫蘇かぶら 今がおすすめ。かぶが柔らかく甘みもある。
みぶな しょうが風味をきかせた京野菜の浅漬け。ごはんにぴったり。
すぐき菜は残念ながら終わりました。
千枚漬の漬け込みと販売を始めました。
京都の冬を代表する千枚漬。
今も変わらない人気№1の御漬物です。
千枚漬の簡単レシピ
原材料:聖護院かぶら、昆布、塩
調味料:みりん、お酢、砂糖
千枚漬の原料野菜は聖護院かぶらという大かぶらです。
直径が18センチ~25センチほどあります。
この野菜は、表皮と中身の間に、私どもが障子と呼んでいる、硬皮質の
層がありますので、およそ5センチほど皮を剥かなければなりません。
さらに大きな丸の形でとれる中央の部分のみを漬け込みますので、かぶの上下を
切り落とします。
さらに、塩漬けをすると少し縮みます。仕上がりは直径12センチほどのお漬物になります。
見た目は大きな聖護院かぶらも、実際に千枚漬にできる部分はおよそ半分なのです。
作り方)
1、かぶらの上下を切り落とし皮をむきやすくする。
2、専用かんなで3ミリ前後にスライス。
3、樽にまんべんなく塩と重石がかかるように、広げながら漬け込む。
4、1日漬けたら、上下の重石の圧力と塩分が偏らないように天地返し(※)をする。
5、本漬。別の容器に、かぶらと昆布、調味液を交互に加えて軽く重石をします。
翌日からお召し上がりいただけます。
調味液)
基本ベースはみりん。みりんを沸騰させた中に、お酢少々、砂糖少々を加えます。
ご家庭の御漬物でよくご紹介されるのは、刻んだかぶらを甘酢で漬け込む「あちゃら漬」です。
千枚漬は荒漬でしっかりと水分を切ることがコツです。
上述のレシピは簡易のものです。
当店の製造工房でもほぼ工程は同じですが、皮むきやかんなスライスには機械を利用しています。
また、味付液は調味液業者にて予めブレンドされた漬物味液合を複数調合して風味を整えています。
原材料)すぐき菜の間引き菜
辻しば漬本舗自社農園で育てているすぐきの間引き菜で漬け込む。
水洗い後、塩水約5パーセントで2晩下漬け。
下漬け後、仕上がりの大きさに刻む。
さっと水洗い後、水切り。
浅漬け調味液と混ぜ合わせて出来上がり。
賞味期限10日間。
【風味の特徴】
すぐき独特の青野菜の香りが良い。株の白い部分もあり、見た目もおいしそう。
野沢菜と少し似ている。
新鮮なうちにお召し上がりください。
秋分の日。
雨もあがり、秋晴れの朝です。
稲刈り後の畦にはヒガンバナが咲き始めています。
初秋の大原の里の名物風景です。
サンスクリット語で「パーラミター」「完成する、成就する」というような意味です。
般若心経に「般若波羅蜜多」というくだりがありますが、ここでの「波羅蜜多」がまさに「パーラミター」を音写したものです。
ごく大雑把に言えば、欲や煩悩、苦しみに塗れた輪廻の世界を脱し、迷いのない悟りの境地に至ることが大乗仏教における「パーラミター」であるわけです。
これがやがて日本古来の自然観や先祖崇拝と結び付き、私たちの生きる世界をこちら側の岸、すなわち「此岸(しがん)」と呼び、迷いを脱した境地を「彼岸」と呼ぶようになったのです。
従って、お彼岸という行事は他の仏教国には存在せず、これを純粋な「仏教行事」と呼ぶかどうかについては意見の分かれるところです。
仏教行事ととらわれず、お彼岸の時期に家族や親族が集まってお墓に参り、自分たちを生んでくれた両親やご先祖に感謝するという行為そのものを日本の伝統文化として皆様が大切ししているところです。
大原はしば漬発祥の地
9月21日 大原・寂光院境内にて、しば漬法要。
毎年、大原のしば漬業者4店舗でお供えしています。
本日から寂光院を拝観の方へ、400袋を先着順で1袋ずつ進呈します。
しば漬けは、かつて寂光院に隠棲された建礼門院様に里人が献上したお漬物が始まりとされています。
それから800年、代々大原の里でしば漬づくりが継承されてきました。
すぐき、日の菜、小かぶら。
秋から年末かけて、お漬物にする野菜たち。
まもなくすると、間引きの作業にかかります。
すぐきは、間引き菜を浅漬けにいたします。
こちらは、大原観光保勝会のコスモス畑。
秋の大原女まつり期間中がちょうど見ごろとなるでしょう。
生しば漬の酸味と大根の苦みが調和します。
乳酸発酵特有の臭みが消えて、さわやかに。
焼き魚とご一緒にお召し上がりください。