辻しば漬本舗の自社農園

大原の赤紫蘇つくり

- 大原で紫蘇が育つまで-

(左)2月下旬 これが紫蘇の種です

紫蘇の種の写真です。種は、毎年10月に自社で採取しています。種の大きさは、かなり細かく約2ミリ程度です。

(中央)3月上旬 紫蘇の種まき

3月の大原はまだまだ寒いので、ハウスの中で苗づくりを始めます。
肥料を入れて土づくりの後、いよいよ種まき。
3月上旬から下旬にかけて、毎週1回づつ、約10列の畝に順に種まきをいたします。
写真は種まき機械を使っての播種の場面です。

(右)3月~4月 種まき後のハウス

種をまいた後は、ハウスの中が乾燥しないように水と温度管理が大切です。
水の勢いで、種が流れないように、また乾燥予防のために、布を被せています。
さらに、紫蘇の発芽とともに、今後は雑草の除去が必要です。

(左)3月中旬 発芽しました。丸い2枚葉が紫蘇です。

(中央)紫蘇の発芽。遠距離からの写真です。

遠距離からの写真です。

4月上旬 しそ苗の成長

(右)4月上旬 

雑草除去後の苗床。遠距離写真です。
右側の畝の発芽率が高いのは日照時間によるものです。
混み合って発芽するので、これから間引き作業の段階にうつります。

(左)4月上旬 

拡大写真です。

(中央)4月中旬 

最初に蒔いた苗の様子です。順調に生育しています。

(右)4月中旬

別のハウスで後半に撒いた苗の様子です。最初のものよりも遅れて生育しています。
雑草の手入れをする前です。

(右)4月中旬

雑草の除去作業を始めました。大変根気のいる作業です。

(中央)4月中旬 

草引き作業2日目。もう少しです。

(右)4月中旬

雑草除去完成です。この作業を全部で8畝行います。

(左)4月中旬

ハウスの外観写真です。作業中は暑いので、横から風を通します。ハウス栽培は温度管理が肝心です。
暖かくなるにつれて、温度が上がり過ぎないように日中は風通しをいたします。
一方、大原地域はGWでもまだ霜が降りる場合があるので、霜対策にも必要不可欠です。

(中央)4月下旬

間引き後の苗の様子。春を迎え温かくなると、毎日1センチ以上成長いたします。

(右)4月下旬 

苗の拡大写真です。いよいよ紫蘇の植え替えを始めます。4枚の葉が大きくて、苗の太いものから選別し、広い畑に植え替えます。

(左)4月下旬 植え替えの作業です

苗の植え替え作業。約30~40cm間隔で苗を植えていきます。植えた後はすぐに水やりをします。

(中央)水やりの道具

水遣りの必需品。ホースの先に軍手をつけたもの。農業をされる方は御存知かと思いますが、苗を植え替えた後、花に水をやるように、頭からシャワーするのは御法度です。
葉が地面の泥水と引っ付いてしまい、頭を持ち上げる事ができなくなります。
軍手の先からジョロジョロと出る水を、地面を這わせるように根の付近にだけ1本ずつ丁寧に水遣りをします。

(右)トラクター

畝づくりはトラクターで行います。
手前にあるのは余った苗。畑の端に植え込んでたっぷり水を与えておきます。
こうすることで、弱らせずに翌日使うことができます。
紫蘇の成長に大切なのは、やはり日光と土と水の加減です。

(下)6月下旬 梅雨入りと同時に紫蘇がぐんぐん育っております。

伝統のすぐきづくり

- すぐきの栽培、収穫、漬け込み( 9 月~ 1 2 月) -

種まき→ 発芽→ 水遣り→ 間引き→ 収穫

種まき→ 発芽→ 水遣り→ 間引き→ 収穫