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三千院に「千本桜の世界展」を見に行きました。

 

きのうから地元大原の三千院で

「千本桜の世界展ー夜ニ紛レー」と題した初音ミクのイラスト展が始まりました。

決定してからすごい急ピッチで進められた企画でしたが、本当に始まりました。

 

かろうじて「千本桜」の歌はいろんな人がカバーしていて知っていたくらい。

初音ミクって誰、とか、ボーカロイドほにゃらら、とか、あまりよく知りませんでした。

今回こちらの企画で初音ミクちゃんのイラストを間近で見ることになり、

あ~こんな可愛らしい女の子だったんだ~と(^^)

三千院・寂光院限定のグッズもたくさん発売されてて、

一覧表を見てたら、無性にほしくなり…(だってイラストがきれいなんですもん)

売り切れてしまう前に行かないと!ということで、開始二日目の今日、三千院に行ってきました。

 

三千院は朝9時開門。

だいたいその時間にあわせて、門前手前まで送ってもらい…

(上のポスターで見ると、バスターミナルから労苦なく向える様に見えますが、なかなかな坂道を上がらないといけません。)

三千院に入りました。

落ち着いて訪問するのは、だいぶん久しぶりかも。

同行の長女とこんな風に大原を歩くのも初めてかもしれません。

マスク着用でメガネがすぐに曇るから不自由しますが、

オフシーズンのこの季節、自分のペースで散策できて、とてもゆったりした時間が過ごせました。

 

今日は数日ぶりの冷え込みで、日陰は霜で真っ白。

訪問の際の注意といえば…

三千院の中は靴を脱いで歩く所が多いので、靴下二重履きか、もしくは毛糸の靴下持参がおすすめです。

メガネの曇り止めもあると安心。カイロ、マフラー、手袋も(笑)

コロナ対策、換気はばっちり、おそらく密になる心配はほとんどありませんので、通常の感染対策をしていただければ問題ありません。

このような落ち着いた空間でのイラストの鑑賞はなかなか貴重です。

皆さんにもきっと大原に来てよかったと思っていただけるはず(^^)

庭に出ると、おお~氷が張ってるし

苔が凍ってる。

一瞬こういう人がいない空間もできたりします。

お地蔵さんはあちこちに。

そして、人恋しくなったころに…

グッズを買いに行きまして。

子供に頼まれたクリアファイルと缶バッチ、お店に飾る用の大原女バージョンタペストリーを買いました。

遠隔で一人暮らししている次男は、このためだけに京都に帰りたい、と言うてました。

在京なら友達とつるんで見に行くのでしょうが、残念。

私が一番ほしいのは、寂光院限定の額装イラスト。でも、三千院限定のB2タペストリーもやっぱり欲しかったり。

ここ一年の節約がすべて無になりそうで心配ですが…

気になるので、次は寂光院にも行ってみようと思います。

 

おまけ。

三千院からバスターミナルに戻る坂道に下りず、

出世稲荷方面、車道のほうにてくてく歩くと、辻しば漬本舗。

その帰り道、「農縁土」というお店に寄りました。

ドライフラワー、手作り石鹸、野菜、総菜、ハーブティーなど、地元にゆかりのある品々があります。

 

きょうはお総菜。

わっぱ堂の手の込んだ品々。

大切な日にはオードブルを頼んだり、大好きなお店です。

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小野がすみ 秋も深まってきました!

穏やかな晴天。

晴れてると思ったら、しぐれる。

おちおち洗濯物も干してられないこの季節。

今朝はりっぱな小野がすみが出ました。

頭もしっかり、舌をちょろっと出してる、りっぱな大蛇の姿。

 

大原は、おつう伝説のふるさとです。

え~っと、確か若狭の殿様が京に行き来する際に、ここ鯖街道を通過します。

で、大原のきれいな娘おつうを見初めて、連れ帰ります。

けれど、殿中の厳しい慣習についていけず、殿様の気持ちも冷め、恋に破れたおつうは…

とかいう悲しい物語。

若狭の殿様といえば、江戸であれば、格の高い譜代大名。

そうでなくても、若狭・越前は古来から大陸との交易の拠点であり、そこそこの役人が派遣される土地。

素朴な娘がぽんと行くようなところではなかったのでしょう。

つらかったでしょうねえ。

そのおつうが、大原に戻って命を絶つと、大蛇となって現れるようになりました。

最後、殿様の腕の立つ家臣に切られてしまったと思うのですが、頭はどこそこ、胴がどこそこ、というように埋葬されたと伝わる場所が残っています。

大蛇は怖いけど、なんか憎めない、悲しいお話。

適当に書き走ってしまったので、ぜひちゃんとした「おつう伝説」を検索してみてくださいね。

 

さて…

辻しばは「落ち葉とのたたかい」の季節。

ここの葉っぱがなくなるまで、落ち葉はきが続きます。

 

生しば漬とチーズの発酵スイーツ『SHIBACHEE』を

あたらしいもの応援購入サイトMakuakeで先行販売しております。

 

辻しば漬本舗と京都のパティスリーの協同製作。

辻しばが作ったのはしば漬だけで、チーズケーキを作っているのは北野ラボさん(株式会社伍彩菓)です。

 

様々な果物や野菜などを使って、フードプロジェクトに取り組んでおられます。

「え~、しば漬をですか~?」というありがちな反応でなく、

普通に素材としてどうさばこうか好奇心旺盛な風に(上から目線な言い方ですみません)考えてくださって、すごくうれしかったです。

 

「げてもの」感は全くありません。

美味しくて、「罰ゲームのネタ」にはなりませんので、ご注意。

 

試食していただいたお客様から「もうちょっとしば漬け入っててもいけるよ」とのお声を頂戴しましたが、このしば漬入ってるか入ってないか微妙なくらいの感じの量がさすがだなあと思います。

たぶん、私が作ると、自己主張たっぷり「これでもか」という感じのチーズケーキになると思いますので(^^;

 

最後に…

小野がすみが出るってことは、野菜が美味しくなるってことです。

まもなく、秋冬野菜の漬物が登場します。

日の菜、紫蘇かぶら、みぶな、千枚漬、ぬか漬け…

過ごしづらい季節になりますが、野菜が糖分を蓄えて甘くなるうれしい季節でもありますね。

私たちも、素材の持ち味を大切に、漬物を作ってまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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【今後の予定】2019年度赤紫蘇づくりと販売時期

【お知らせ 2019年の赤紫蘇販売まで】

【大原の赤しそ 収穫と販売時期は6月下旬から8月初旬までです】

大原で創業49年目。赤紫蘇づくりもまもなく半世紀。

2019年度、赤紫蘇づくりが始まっております。

当店田畑対岸の桜が咲き、畔には野草がひろがる4月上旬。

赤紫蘇の芽吹きも始まりました。

 

このまま予定通りに生育すると、赤しそ枝付きの販売開始時期は6月下旬の予定です。

順調に生育できるように努めますが、自然環境に頼る生産方法なので、早期予約はご遠慮いただいてます。

予約受付は6月初旬からできるように準備しますので、お待ちくださいませ。

 

 

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初秋の大原と辻しば漬本舗の野菜づくり

彼岸の入りを迎え、初秋らしい風景の広がる大原の里。

稲穂が実り、稲刈りをする農家の姿があり、まわりには彼岸花(曼殊沙華)や秋桜(コスモス)が咲いています。

残念ながら、雨ばかりの天候が続いていますが、23日の秋分の日は、天気予報は晴れマーク。

カメラ片手に里の散策がおすすめです。

     

 

辻しば漬本舗では、紫蘇を収穫終えた畑で、今度は秋冬野菜を育てます。ちょうど播種をして芽生え始めたところ。

右奥に見えるのは、種採り用に残している赤紫蘇。来年用の種をここから採取します。

  

台風に長雨と農家泣かせの天候続き。10月は穏やかな天気となってもらいたいものです。

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極寒のつづく大原です。

平昌ほどではないですが、気温氷点下も慣れっこになった大原です。

テレビでは、今日はひさびさの気温二ケタ台と言ってましたが、昨日より一度低いです。

これから気温が上がるのでしょうか。

氷パリンパリンです。

しかし写真撮影にはコンディションの良い日ですね。昨日より良い。

今日は、虹色のキラキラが出ていました。

いつか撮りたいと思ってましたが、私のカメラでも映し込むことができ、すごくうれしいです。

極寒の大原は、天然のイルミネーションが楽しめるのです。なかなか幻想的ですよ。

はとぽっぽも、なんだか「厳しい自然を生きる動物たち」て感じになってます。

私が到着した当初は驚いて飛び立っていったのに、ちょっとしたら戻ってきて・・・

もう一度「飛び立ち写真」のベストショットを狙おうと思っていたのに、それ以降は、私が近づいても全く驚いてくれませんでした。

鳩強し。

むちゃくちゃに寒いけど、今日は良い日になりそう!

そして・・・

ブログの先輩うみうまさんから頂いたロウバイがもうすぐ咲きそうです。11年目にしてやっとです。

以前の記事

 

今日は次男坊の高校合格発表の日。

いいこといっぱい起きるといいなあと思う母なのでした。

 

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初秋の大原 秋分の日

秋分の日。

雨もあがり、秋晴れの朝です。

稲刈り後の畦にはヒガンバナが咲き始めています。

初秋の大原の里の名物風景です。

 

ところで「彼岸」って何のこと?(参考ページから引用)

サンスクリット語で「パーラミター」「完成する、成就する」というような意味です。
般若心経に「般若波羅蜜多」というくだりがありますが、ここでの「波羅蜜多」がまさに「パーラミター」を音写したものです。
ごく大雑把に言えば、欲や煩悩、苦しみに塗れた輪廻の世界を脱し、迷いのない悟りの境地に至ることが大乗仏教における「パーラミター」であるわけです。
これがやがて日本古来の自然観や先祖崇拝と結び付き、私たちの生きる世界をこちら側の岸、すなわち「此岸(しがん)」と呼び、迷いを脱した境地を「彼岸」と呼ぶようになったのです。
従って、お彼岸という行事は他の仏教国には存在せず、これを純粋な「仏教行事」と呼ぶかどうかについては意見の分かれるところです。
仏教行事ととらわれず、お彼岸の時期に家族や親族が集まってお墓に参り、自分たちを生んでくれた両親やご先祖に感謝するという行為そのものを日本の伝統文化として皆様が大切ししているところです。