大原のしば漬が雑誌記事に掲載されました。
感謝でございます。
すべては初夏に渋谷ヒカリエで開催された「発酵展」のおかげ様です。
さすが渋谷。発信力が強い。
世界で唯一の「発酵デザイナー」小倉ヒラクさん効果!
発酵食材として、今月立て続けに掲載いただきました。
まずは食を楽しむ月刊誌「dancyu」
https://dancyu.jp/read/2019_00002361.html
そして、日本の魅力再発見「Discover Japan」
https://discoverjapan-web.com/magazine
dancyu編集部より抜粋
子供の頃、食卓には必ず漬物がありました。台所のぬか床から、祖母や母がきゅうりやなすや大根を取り出すのも日常の風景。なかでも、たくあんやきゅうりの漬物が好きで、ご飯のおかずにぽりぽり食べていました。友達の親戚の家に泊まりに行って、「このたくあん美味しい!」と言って、もらってきたこともありました(今考えると変な子供ですね……)。
しかし、不思議だったのは、ぬか床はとても臭くて、漬物として皿に盛られても独特のにおいが残っているのに、美味しい。ぬか漬けにすると、乳酸発酵して野菜の糖分が分解され、旨味が生じる、などということを一切知らない小学生は、疑問を感じつつも、そんなものかと思ってただ食べていたのです。とはいえ、親が食べていた塩辛などはやっぱりちょっと臭くて嫌でした。
大人になると、嫌がるどころか、敢えて臭いものを好んで食べるようになりました。塩辛、くさや、鮒ずし、キムチ、チーズ(特に熟してトロトロになったエポワースなどが好き)……どれも酒が進んでしまいます。発酵食品は健康にいいと言われますが、でもそれよりも、やっぱり旨いから食べてしまうのですよ、臭いものは。
Discover Japanより抜粋近年、発酵食の存在が見直されていますが、「発酵」はトレンドでも単なる食のジャンルでもありません!「発酵」とは、古来日本に続く食文化であり、全国に多種多様な発酵文化が引き継がれています。日本は世界に名だたる発酵王国。たとえば味噌や醤油、味醂や納豆、漬物、酒、茶など……、あなたの身近なアレもコレもぜーんぶ発酵なんです!そのほか、へしこやくさや、柿の葉寿司など、その枠に収まらない発酵食品も存在します。そもそも発酵とは、目に見えない微生物の働きによって食物などが分解され、人にとって有益になる成分に変化すること。本特集では、発酵の存在が身近になっているいま、あらためて発酵食に注目しました。なぜ調味料は地域によって味わいが異なるのか、なぜ世界で活躍する一流の料理人らが発酵に注目しているのか。小誌を通して、古来伝承される発酵食の魅力、そこから垣間見える日本人の美意識までお届けします。